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「第18回神奈川産学チャレンジプログラム」で経営学部の学生らが最優秀賞と優秀賞を受賞

12/12に「第18回神奈川産学チャレンジプログラム」の表彰式がパシフィコ横浜(横浜市西区)で行われ、関東学院大学から1チームが最優秀賞を、3チームが優秀賞を受賞しました。

「神奈川産学チャレンジプログラム」は、一般社団法人神奈川経済同友会が主催する事業で、同会の会員が所属する企業等が、日常の経営課題のなかから実践的な課題を提示。県内に拠点を置く大学生が、課題解決型研究プログラムとしてビジネスアイデアの提案をめざします。これは地域の産業と大学が連携した人材育成プログラムで、関東学院大学は2004年の第1回から参加しています。

今回は32社が提示した課題に、19大学から182チーム、879名の学生がチャレンジ。本学からは11チームが参加し、経営学部の江頭ゼミナールから大塚チームが最優秀賞を、同ゼミナールの川又チーム、奈良ゼミナールの兵頭チーム、福田ゼミナールの石川チームの計3チームが優秀賞を受賞しました。

最優秀賞を受賞した大塚チームは、大塚裕貴さん、古山紫也音さん、神田萌さん、弓本あかりさん、鈴木蓮之介さんの5名で、ALSOK神奈川株式会社が設定した『警備業界のイメージアップ大作戦』という課題に取り組みました。大塚チームはSWOT分析を用いて、産業形態からAI・IT運用に限界があることや、警備員の高齢化と女性警備員が少ないこと、また昨今の情勢による信頼度の低下などの課題を列挙。これらの課題に対し、女性の働きやすさを考慮した企業主導型保育事業の導入や、若者の雇用を目的にインフルエンサーをビジュアルに用いた広告戦略、また警備先進国であるアメリカとタッグを組み合同訓練の様子を情報番組で放映してもらうなど7つの解決策を提案しました。

チームリーダーの大塚さんは、「最優秀賞を受賞することができて素直に嬉しいです。過去に経験していたK-bizアクティブ・チャレンジを通してチームの意見をまとめる難しさなどを痛感していたので、今回はそれらを活かしてチームをまとめることが出来ました。一番注力したのは、企業主導型保育事業の導入の提案。さまざまな地方自治体の単価を集約している表から、ALSOK神奈川さんを対象としたときの最適な条件は何か、比較検討する段階に苦労しました。最終報告会ではプレゼンテーション能力の部分に高い評価を頂いたので自信に結びつきました」と受賞の喜びを語りました。

今後も関東学院大学では、地域や企業と連携し、社会の中にある課題解決に取り組んでいきます。