概要
ビジネスの現場の視点の獲得や、現在進行形の社会課題をテーマとした教育を推進するため、上場企業や横浜の地元企業など、多種多様な企業12社をサポーター企業として迎えた社会連携プラットフォーム「K-biz」を構築します。
「K-bizベーシック」や「専門ゼミナール」をはじめとした、経営学部の全ての教育活動をこのプラットフォーム上で展開することにより、ビジネスの理論と実践の融合した「生きた経営学」を学ぶ環境を整えます。
学びのプロセス
アクティブ・
チャレンジ
1年生も参加可能な企画提案コンペK-bizアクティブ・チャレンジ
K-bizアクティブ・チャレンジは、実践的な経営感覚を養うことを目標に2019年に新設されたコンペティションです。学生が個人あるいはチームで参加して企画提案をまとめ、その優劣を競い合います。
- 特徴1)サポーター企業から出題
- その企業の現状(経営に関わる状況や抱える課題)に絡めた実践的な課題が出されます。
- 特徴2)出題企業の担当者の前でプレゼン
- 出題した企業の方の前でプレゼンし、企画・提案に直接コメントやアドバイスを頂く機会があります。そうした経験を通じて現場の視点に立って発想することを学びます。
- 特徴3)経営学部所属であれば参加可能(学年・ゼミ・人数関係なし)
- ゼミの所属に関わらず、経営学部で学ぶ学生ならば誰でも自由に参加・挑戦することができます。
「巡って楽しい!横浜中華街。
」をテーマに PR動画を学生が提案する
最終報告会が
大学祭1日目に
横浜・関内キャンパスで開催されました。
K-bizサポーター企業である三菱UFJ銀行と横浜中華街発展会協同組合のご協力のもとで、第8回K-bizアクティブ・チャレンジ「巡って楽しい!横浜中華街。」をテーマにした PR動画を学生が提案する最終報告会・審査会が、10月28日(土)に横浜・関内キャンパスのテンネー記念ホールにおいて開催されました。今回は、第5回、第7回に続く横浜中華街を対象にして取り組むK-bizアクティブ・チャレンジの第3弾となります。4月から横浜・関内キャンパスで修学する経営学部の学生が参加し、最終報告会では22チームが約4か月かけて準備し、制作したPR動画のプレゼンテーションを行いました。
審査員には、横浜中華街発展会協同組合の高橋理事長をはじめ、武松・石河両副理事長、広報部進藤様にご協力いただき<課題適合性><オリジナリティ><ストーリー性><説得力><映像クオリティ>の5項目により審査をいただきました。第8回K-bizアクティブ・チャレンジでは、学生が横浜中華街を訪問し、自分たちの視点で訴求ポイントを映像化する提案がなされ、映像の企画にあたってのコンセプトやターゲットなどを説明しました。横浜中華街の昼だけでなく、朝(朝活)や夜の楽しみ方(ナイトタイム エコノミー)、食事だけではないお楽しみスポット、中華料理店以外のスイーツなどユニークな視点で横浜中華街の魅力が紹介されました。審査結果においてもそのようなユニークな点が評価されました。
横浜中華街発展会協同組合の高橋理事長からは、「横浜中華街のオリエンテーションを受けて、学生らしい視点で動画を制作してもらい、楽しみました。大学生の動画を制作する能力には感心しました」との講評をいただきました。
ゴメンネ麻婆豆腐(岩崎達也ゼミナール)
チーム你好(佐藤志乃ゼミナール)
GREEN(佐藤志乃ゼミナール)
大城千優(佐藤志乃ゼミナール)
実は、情熱はある(岩崎達也ゼミナール)
大三元(中村桃子ゼミナール)
巡る朝活 (佐藤志乃ゼミナール)
最優秀賞を受賞したチーム名・ゴメンネ麻婆豆腐(岩崎達也ゼミナール)は糸田隼輔さん、森翼さん、八巻篤さん(ともに経営学部 経営学科3年)の3名でPR動画の制作に挑戦。3名の企画は、第一に大通りに集中する人流・ナイトタイムエコノミー・食を含むさまざまなビジネスの連携を考慮したものとすること。第二に、短い時間の中でも中華街を楽しめることを狙いとして、終業後のサラリーマンをターゲットにした内容に仕上げました。「最初に応募段階の作品を横浜中華街発展会協同組合の方々に見ていただいたときには、全く光るものがないと酷評を受けました。しかし、そのことがみんなのやる気に火をつけ、構成を練り直して、最終的には自分たちがいいと思うPR動画に仕上げることができました」と糸田さんは制作中の苦労を振り返りました。また、森さんは「中華街が抱える課題を解決するための内容にすることに加えて、自分たちが撮って、みせて楽しいと思える動画にしたいと考え試行錯誤を重ねました」と話しました。八巻さんは「最優秀賞を受賞することができて嬉しいです。チームは3人でしたが、動画の編集を手伝ってくれた方や、撮影に協力してくれたお店の方々みんなに感謝したい」と受賞の喜びを語りました。
横浜・関内キャンパス移転後、関東学院大学は横浜中華街とさらに関係を深めて、まちづくりに貢献させていただきながら実践的な学びを深めていきます。
プロジェクト
01 地産地消!マルシェ開催を通じて地元・三浦半島の魅力を発信!
K-bizマルシェ(with 京浜急行電鉄・京急百貨店)
K-bizマルシェは、2016年から三浦半島の魅力を学生の力で多くの人に紹介したいという思いから始まったプロジェクト。
年に数回、三浦市の高梨農園、横浜市金沢区の忠彦丸海苔などの地元の農園や漁港から野菜や海産物を学生が自ら仕入れ、販売を行います。京急電鉄、京急百貨店、提携先の方々と開催まで何度も打ち合わせを重ねて、アドバイスをもらいながら、京急電鉄上大岡駅改札前の京急百貨店催事スペースでのマルシェ開催まで日々奮闘しています。
02
崎陽軒とコラボして、
新たな横浜名物を開発・
販売する!
K-biz横浜手みやげプロジェクト
関東学院大学、崎陽軒、横浜ウォーカー(KADOKAWA)の3者がコラボして、「横浜の新名物」の創造を目指して進められているプロジェクト。
崎陽軒役員・社員の前でプレゼンテーション、商品開発のプロと打ち合わせを重ねて、「横浜で長く親しまれる、もちっとした食感のお菓子」というテーマの下、本学部の真保ゼミに所属する学生たちが提案した企画案が商品化されました。
03
実際の課題に、学生自らが調査をし、
PR方法を考える!
K-biz advance 三浦市観光PRプロジェクト「三浦へ行こう!」
三浦市への観光客(特にリピーター)を増加させることを目的とし、学生自ら、現地調査や撮影を行い、SNSへの投稿方法やPR方法、活用方法を一緒に考えていく。これまでの取り組みとは少々異なる、より実践的なプロジェクト。各チーム、三浦市の様々な観光地に足を運び、学生の新たな視点でPR方法を考え、プレゼンテーションを実施しました。
セミナー
多様なビジネスの実際を知る機会を
経営学部では、実務の第一線で活躍されている方々から学生が直接話をうかがう機会として「K-bizセミナー」を新入生のオリエンテーションなどの機会に定期的に開催しています。ビジネスの現場を肌で感じて学びにつなげてもらうことがセミナーの趣旨です。サポ―ター企業を中心に、様々な分野の方に講演いただいております。