6/19(月)に、京急百貨店1階 上大岡駅改札前にて「K-bizマルシェ by 関東学院大学」が開催されました。経営学部の「K-biz」の一環として2016年からスタートしたこのプロジェクトですが、新型コロナウイルスの影響によりしばらく活動を休止していました。4年ぶりの開催が実現した今年は、小山ゼミナールと岩崎ゼミナールが協力して取り組みました。
今回のコンセプトは、「SDGsに積極的に取り組み、未来の世代へ繋ぐ」、「地元・三浦半島と人々を繋ぐ」という 2つの意味が込められた『TUNAGU』。小山ゼミの学生がマルシェの企画・運営を、岩崎ゼミの学生がマルシェのチラシやポスター等の広報活動を担当しました。学生たちは、4月上旬から準備を進め、5月末に行われた京急百貨店や京急電鉄の方々との打ち合わせでは、マルシェで販売する商品のプレゼンや収支見込み、チラシ案を発表しました。
当日は、開店前からお客さんに並んでいただき、大盛況のなか始まったマルシェ。中には開始15分で売り切れる商品も出るほどでした。
岩崎ゼミの学生は、京急百貨店にてポスターの掲示や、SNSでの事前告知を行うなど、集客に向けた宣伝を行いました。当日は、改札前でチラシ配布も行い「チラシを受け取った方が、そのままマルシェに向かわれていたのが嬉しかったです。ただチラシを配るだけでなく、ターゲットを決めることが大事なのだと感じました」と 山内翔太さん(経営学科3年)は話します。
企画・運営を行った小山ゼミの増田航大さん(同学科3年)は、トマトの加工品の試食を行い、アレンジレシピを説明するなど、積極的にお客さんと交流を図りました。また、マルシェ開催中に小久保創太さん(同学科3年)は「和菓子が思った以上に早く売り切れてしまったので、多めに仕入れたレモンケーキやどら焼きを午後で売り切りたい」と意気込んでいました。
最初で最後のマルシェとなる4年生の学生は、購入者を対象としたアンケートにて「野菜を午前中に買ってしまうと、これから出かけるのに重くて持ち歩けない」といった声を集め、次回の開催へ向けた購入者の年齢層や購入品のデータを集めました。
この取り組みを通じて、より多くの人たちに三浦の地産物の魅力を知ってもらい、京急線に乗って三浦半島に足を運んでほしいという思いを込めて企画したK-bizマルシェですが、1日限りの開催に「今日しかやらないの?」「帰ってくるまでにお野菜が残っているかしら」などの声があり、学生の取り組みに関心を寄せていただいている様子でした。
関東学院大学は、今後も学生が実践的に取り組む活動を推進していきます。