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「経営学部×日本航空 特別セッション」を開催しました!

新型コロナウイルス感染症の拡大にともなう授業のオンライン化や課外活動の自粛・制限などにより、特に2020年4月に入学した学生たち(現在の大学2年生)は、キャンパスライフにおける対面活動などの経験ができない状態が長く続いてきました。そこで経営学部では、感染状況が落ち着きつつある現在、少しでも「リアル」での経験を増やすべく、主に2年生に向けて対面とオンライン(ライブ配信とオンデマンド録画)を併用した「経営学部×日本航空 特別セッション」と題する講演会を開催しました。

現在の大学2年生と同じように、いや、それ以上にコロナという逆境の中で大変な経験をされている企業であり、日本を代表する航空会社でもある日本航空株式会社(JAL)様にお越しいただき、コロナ禍のような「ピンチをチャンスに変える」を題材とした講演を行っていただきました。概要は、以下の通りです。

「経営学部×日本航空 特別セッション」プログラム

日 時:2021年12月16日(木)3講時(13時15分~14時55分)
会 場:関東学院大学 金沢八景キャンパス ベンネットホール(オンライン同時開催)
司 会:唐沢龍也(経営学部准教授、学科長)
開会挨拶:辻聖二(経営学部長)
プログラム:第1部 講演(13時20分~14時20分)
      第2部 パネルディスカッション(14時25分~14時55分)
対 象:経営学部2年生(経営学部2年生以外の方も参加可)
参加者:(対面)約70名(オンライン)約80名 ※関係者を除く

まず第1部の講演では、日本航空・産学連携部の長谷川正人様にご登壇いただき、①コロナの衝撃とJALの対応、②JALフィロソフィとJAL OODA(※)、③今できること、の3つのお話を通じて、コロナ禍というピンチに対して、同社の皆様がどうような考えのもと、どのように対応されているのかを、豊富な実例とともにご紹介いただきました。今回のコロナ禍だけでなく、過去に同社を襲った経営破綻の危機など、数々のピンチに立ち向かっていく同社の姿勢は、学生にとって大きな学びとなりました。

続いてご登壇された日本航空・産学連携部の坂口花実様からは、「プラス受信」と題して、ご自身の20年以上にわたる客室乗務員としての経験を踏まえ、乗務中のイレギュラー対応などの実例を挙げながら。ピンチをチャンスと捉える思考法や行動の大切さをお話いただきました。キーワードは上述のように、問題や状況を客観的かつポジティブに捉えていく「プラス受信」です。

第2部のパネルディスカッションでは、ご講演いただいた2名に加え、JALからは粟賀仁也様、経営学部の4名の学生(島津晏実さん、松森美春さん、山田優弥さん、グェン・トゥアン・ギアーさん)が登壇し、「ピンチをチャンスに変える経験と、それを乗り越えるための能力」について、有益なディスカッションが行われました。ご講演に対する学生の感想や質問、自身の体験に基づくエピソードの紹介などが行われ、会場内には共感や笑いとともに、「大変だけど明日からも頑張ろう!」という温かな雰囲気が広がりました。

経営学部では、引き続き感染症の動向に注意しながらも、本学の「社会連携教育」という教育のコンセプトに則って、学生たちの学びを社会に拡げる活動やイベントに力を入れていきます。

コーディネーターより一言  経営学部 唐沢龍也准教授(専門分野:国際マーケティング)

新型コロナは日常生活に多くの変化をもたらしています。そして、このような変化にこれからも、柔軟に対応していくことが求められると思います。今回、日本航空(JAL)様のご講演を通して「ピンチをチャンスに変える」ための「プラス受信」を理解することは、今後、人生で遭遇する様々な危機を克服する際のヒントになると考えています。

※OODA(ウーダ)……企業などの組織において、行動や判断を後回しにせず、早く決断し行動をしていくための思考法(4つの手順)を示したビジネス用語。「OODAループ」とも呼ばれる。


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