8月28日(日)「夏のオープンキャンパス」の催し物の一つとして、(株)KADOKAWAの山本篤史 編集長をお招きし、
経営学部の赤尾充哉 准教授と公開対談を実施しました。
山本編集長は「横浜ウォーカー」などの情報誌を手がけており、関東学院大学は横浜市内にキャンパスを構えています。
そこで第一部では、横浜という街を題材に、「社会が人を育てる」という考え方について議論が交わされました。
山本編集長は「横浜は歴史が浅い分、その時代その時代の最先端のものを受け容れてきた面白い街。そういう街の魅力を伝えるのが私の仕事」と語ると、赤尾准教授は「横浜の街や社会にはたくさん学びのきっかけがある。そういうものにたくさん触れて実践的に学んでいけるように、大学としても学生をサポートしていきたい」と述べました。
第二部はより経営学的な内容になり、コンテンツ産業におけるプラットフォームのあり方について議論が交わされました。
山本編集長は「たとえていえば、コンテンツは飲み物でプラットフォームは容器。飲み物自体の味はとても大事。けれども容器が無ければ飲み物を届けようがない」と、来場した高校生にわかりやすく説明しました。
さらに山本編集長は「飲み物の味が根本的にはいちばん大事だと思う。けれども、時代に合わせて容器の形は変わっていいし、お客さんに合わせていろいろな種類の容器があっていい。様々なプラットフォームを作ることでビジネスチャンスが増える」と述べました。
赤尾准教授は「大学教育も同じかもしれない。学問というコンテンツをどうやって学生に届けるかというのは、時代によって変わっていいし、いろいろあっていい」と、経営学部の社会連携プラットフォームK-bizにも共通する考えだと感想を述べました。
最後に、山本編集長が「話をしてみて、KADOKAWAと関東学院大学は、業種は違っても、実は取り組んでいる問題は同じだと感じた」と述べると、赤尾准教授は「だからこそKADOKAWAと関東学院大学が一緒に協力していくことには大きな意味がある」と、経営学部新設に向けての意欲を語りました。
この公開対談は、社会連携教育プラットフォーム「K-biz」の一環として行われました。
「K-biz」は関東学院大学 経営学部の学びを支える基幹プラットフォームです。
(株)KADOKAWAは関東学院大学 経営学部の学びをともに考えるK-bizサポーター企業の一員です。