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K-bizセミナー 『森ゼミ』代表 森吉弘氏による講演会「『好き』を仕事にする時代」が開催されました

9月19日(木)、『森ゼミ』代表の森吉弘氏を講師としてお招きし、K-bizセミナーを開催しました。本セミナーは経営学部・第1期生(3年生)を対象とした就職ガイダンスを兼ねた講演会であり、就職活動が早期化、長期化している現在、早めにキャリア開拓・自己発見することをねらいとしたものです。就活の前哨戦ともいわれるインターンシップは夏頃から本格的に始まっており、3年生のまなざしは真剣。会場は熱気で埋まりました。

■ 講師は『森ゼミ』代表の森吉弘氏

講師の森吉弘氏は、帝京大学特任准教授で元NHKアナウンサー。氏は、大学在学中の1992年に学び舎『森ゼミ』を立ち上げ、現在国内15の大学で「生きる力の強い学生」や「グローバル人材」の育成に取り組んでいます。28年目に突入した森ゼミからは730人の卒業生が輩出され、国内外で活躍しています。

■ 講演のテーマ – 『好き』を見つけ、希望の会社に入社する学生の習慣とは

今回のテーマは「『好き』を仕事にする時代-『好き』を見つけ、希望の会社に入社する学生の習慣とは」でした。講演の冒頭、「『適職、天職、好きを探すことこそ、人生で一番の仕事なんです」と作家の堺屋太一氏の言葉が引用されました。さらに、適職とは何か、適職に就くために何を意識したらよいのか、について具体的な話が続きます。「適職とは、自分に合っている仕事である。」「自分に合っている仕事=趣味×能力(+社会的価値)。」「自分に合っている仕事を増やすには、興味と能力の領域を広くすることが必要。」「就活は日々積み上げてきた知識や知恵などが問われる。特別な能⼒は要求されていない。」時に問いかけ、考えさせながら話はテンポよく進み、学生たちはぐいぐい引き込まれている様子。

■ 適職に就くために、今何をすべきか

そして、適職に就くために学生のうちに何を意識すべきかについて、「自ら材料を集めて、考え、行動し、伝えることを習慣化するように」とのアドバイスがありました。今からできる具体的なこととして、「“伝えること”=自己PR、志望動機を明確にし、プレゼンテーション、ディスカッション能力を高めて主張すること」を挙げ、伝える能力を鍛えることの重要性を強調されていました。 さらに、学生のうちから準備して身につけるべきこととして以下の3点を挙げられました。

1)社会に適応した習慣を⾝につける
「他者満足から発想する」「プラスワンを加える」「主体的に動く」
2)将来の自分について考える
「(難しいが)30歳の自分は何をしているか想像する」
3)社会や仕事を知る
「新聞を眺めよう」「話を直接聞こう」

講演の最後は、「今から、仕事ができる習慣を身につけよう」というメッセージで締めくくられました。 その後、学部長である小山先生から経営学部一期生に対し高い期待を込めた激励があり、学生たちは皆誇らしい表情で聴き入ると同時に改めて気を引き締めている様子でした。


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