2019年11月8日(金)、本学主催の「関内学」と共催で講演会を行いました。
テーマは「横浜中華街の発展から賑わいのあるまちづくりに必要なことを考える」で、株式会社萬珍樓 代表取締役社長の林 兼正 氏にご講演をいただきました。
開国・開港後の中国人町の形成にかかわる中華街誕生の歴史に始まり、
日本の3大中華街(長崎、神戸、横浜)それぞれの特徴、まちづくりのポイントまでをわかりやすくお話いただきました。
400を超える個店を束ねる組合の長として、横浜中華街が今日の姿になるまでの奮闘とそのあゆみが語られました。中華街には大通りにある「善隣門」に始まり、合計10基の牌楼(門)が建っています。
中華街のシンボルともいえる豪華でカラフルな門は風水の思想によって建立されていること、一つ一つの門が建立される際の興味深いエピソードが披露されました。
学生たちは中華街を来訪した時に今日の講演を思い出し、門を感慨深げに見上げることになるでしょう。
中華街は「非日常性」や「異文化」をキーワードに、町としての魅力を高め、さらなるブランド化を図っています。
春節など様々なイベントを行うことによって、来てもらう、思い出してもらえるよう工夫していること、
より魅力的な空間、町として発展するための様々な仕掛けや施策について学ぶことができました。
最後に学生たちには海外に行って見聞を広めて欲しい、というメッセージが託され、講演会は盛況に終わりました。
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