「これからの大学生が生きる道」をテーマとして、毎日新聞社による1年次生対象K-bizセミナーを開催しました。身近な話題をもとに、これからの社会がどんな社会になるのかを考えるとてもよい機会になりました。
日本では、18歳人口が減少し、少子高齢化社会が到来します。世界は、IoTとAI(人工知能)による社会変革が進み、第4次産業革命の時代に突入するとも言われています。オックスフォード大学マイケル・A・オズボーン准教授は、あと10年で半数の職業がなくなると予測。ニューヨーク大学キャッシー・デビットソン教授は、さらに20、30年経つと、現在ある仕事がなくなり新しい仕事ができ、子どもたちの65%は将来、現在は存在していない職業に就くことになると主張しています。
そのような状況の中で、大学で身につけるべき能力とは何でしょうか。
・日本語を含めた語学力
・専門知識だけではない教養力
・コミュニケーション力、さらには説得力
・リーダーシップ、あるいはフォロワーシップ
・ミスを乗り越える力
「大切なのは大学入学後であり、大学合格はゴールではなくスタートである。」
経営学部では、社会との接点を大切にしています。例えば、学内で開催した「ビジネスプラン・コンペティション」で学生が提案した企画「K-bizマルシェ」は、学生が自ら地元農産品や海産品を仕入れ、駅前で販売するプロジェクトとして始まりました。京急電鉄を中心に、高梨農園と京急百貨店に協力してもらい実現した企画です。飲食店や洋菓子屋と連携し、上大岡駅の京急百貨店改札前催事コーナー、金沢漁港フェスタ等にも出店しています。
経営学部での学びや取り組みについて、実例を挙げて、企業の視点からご紹介いただきました。