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上町商店街活性化プロジェクト

サポーター:横須賀上町商店街連合会
目的:各種イベントを企画・運営
参加ゼミ:福田ゼミ(流通システム)

■ 浪漫灯ろうまつり(7月)

商店街、地域の住民、学生が協力して、手作りの灯ろうを作って、商店街のお店の前に350基を並べます。また、子供たちにはアイスキャンディーや花火を配布したりもします。

女子学生は浴衣を、男子学生は甚平を着て参加します。2日間で1万数千人もの人が商店街に遊びに来てくれます。海軍基地の家族も多いため、英語版のパンフレットも用意しています。

事前の準備や後片付けを夜遅くまでやるので大変ですが、商店街の裏方の仕事をする貴重な体験になりますし、何より商店街や子供たちに喜んでもらえると疲れも吹っ飛びます。

■ お店のポスターづくり(12月~2月)

商店街の活性化は、全体で賑わい感を作るイベントだけでは長続きしません。どういう商売をしているのか、お店の魅力を発信する必要があります。

そこで、学生が1人1店舗を担当して経営者にインタビューを行い、ポスターを制作してさくら祭りの期間中に文化会館のギャラリーに展示することにしました。

取材して分かったことは、大型店の効率性を重視する経営とは違い、上町には創業から100年を超える店がたくさんあり、遠くからお客さんを呼べる魅力ある店が多いということです。

■ 浪漫さくら祭り(3月~4月)

さくら祭りは、商店街から近い横須賀中央公園で商店街から30店のテナントを出店するとともに、音楽、舞踊、花見をみんなで楽しむイベントです。

開催が決まると私たちは朝からテント張りの手伝い、本部での接客、子供向けゲームの企画・運営など、夜遅くまで運営スタッフとして参加します。

上町商店街での活動は、教科書だけではわからない、商店街の現状を知る貴重な体験になります。後輩たちにも商店街を舞台に生きた経営学や地域コミュニティの意味を学んで欲しいと思います。

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